【SBI証券】米国株のお得な買い方は?米ドルを為替手数料無料で用意する方法

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米国株は長期にわたって成長し続けており、配当など株主への利益還元に力を入れていることから、多くの投資家から人気を集めています。

2024年からの新NISAの投資先としても、米国株を選んでいる方は多いでしょう。

そんな人気の高い米国株をおトクに買う方法について今回は紹介いたします。

業界最多水準の銘柄を取り扱うSBI証券では、2023年12月より『ゼロ革命』を実施しており、米ドル/円の『リアルタイム為替取引』にかかる為替手数料が0銭と無料になりました。

今回の記事では、多くの方が利用しているSBI証券で米国株をおトクに買う方法について紹介します。

⬇︎ 他にも新NISAや資産形成に関する様々な記事を書いてますので、読んで頂けると嬉しいです ⬇︎

  • 米国株の購入を検討している人
  • 為替手数料無料で取引する方法を知りたい人
  • SBI証券で米国株をおトクに買う方法を知りたい人

SBI証券『ゼロ革命』とは?

米国株を購入する際、日本円で購入することはできず、米ドルに両替する必要があります。

そして両替する際には為替手数料がかかってきます。

両替の2つの方法として「円貨決済」と「外貨決済」がありますが、為替手数料を安く抑えられるのは「外貨決済」なので、多少の手間はかかりますが外貨決済がおすすめと言えます。

昔の私はこれを知らずに「円貨決済」で米国株を買っていました…。

⇩「円貨決済」と「外貨決済」について詳しく書いている記事はこちら⇩

SBI証券では、2023年12月1日から『ゼロ革命』を実施しており、米ドル/円の『リアルタイム為替取引』にかかる為替手数料がなんと無料となりました。

つまり「外貨決済」で、日本円で米ドルを購入する際に為替手数料がかからないということです!すごいですよね。

両替時、一旦は為替手数料を支払うことになるのですが、翌月末ごろに日本円でキャッシュバックされるという仕組みになっています。

システム対応が完了するまで、この仕組みで実質無料になるとのことでした。※SBI証券HPより

ただし、買い値と売り値のスプレッド(価格差)によるコストは無料の対象外となっています。

以下は、主要な証券会社の為替手数料の比較表です。

証券会社往復手数料購入(日本円→米ドル)売却(米ドル→日本円)
楽天証券0銭0銭/ドル
※リアルタイム為替取引
0銭/ドル
※リアルタイム為替取引
SBI証券0銭0銭/ドル
※リアルタイム為替取引
0銭/ドル
※リアルタイム為替取引
マネックス証券25銭0銭/ドル
※定期的に見直しあり
25銭/ドル
松井証券0銭0銭/ドル0銭/ドル
auカブコム証券40銭20銭/ドル20銭/ドル
2024年6月8日時点での各証券会社HP参照


SBI証券のほか、楽天証券や松井証券も為替手数料が無料となっています。

また、為替取引では購入した外国通貨が自身の口座に反映するまでに時間を要しますが、SBI証券はこの3社の中でも『営業時間内の注文で翌営業日に受渡し』とスムーズに両替することができます。

ただし注意点は、SBI証券の取引コースが『インターネットコース※プランCを除く』の方のみ対象となっています。

【SBI証券】米国株のおトクな購入方法 <step1>

米国株の購入は、米ドル/円の為替手数料が無料のSBI証券での取引がおトクです!

ここからは具体的にSBI証券での外貨決済の手順について解説していきます。

取引コースが『インターネットコース』か確認をする

まず、米ドル/円の為替手数料が無料になるのは条件があります。

ひとつは「リアルタイム為替取引」のみ無料となっていること、二つ目は取引コースが「インターネットコース」の方のみ対象となっていることです。

「リアルタイム為替取引」については後ほど解説します。

取引コースですが、ほとんどの方が「インターネットコース」になっていると思います。

インターネットコースとは、スマホやPCを利用して自身のペースで取引できる通常のコースのことを指します。

念のため自身のコースを確認しておきましょう。

『インターネットコース』の確認方法

⑴ SBI証券のPCサイトを開き、「口座管理」をクリック

⑵ 「お客様情報 設定・変更」をクリック

⑶「ご登録情報」→「お客さま基本情報」の「取引コース」を確認

上図のように『インターネット』になっていればOKです!

【SBI証券】米国株のおトクな購入方法 <step2>

取引コースが確認できましたら、実際に日本円から米ドルへの両替をしていきます(今回は米国株を購入するので米ドルを準備します)。

米ドルに両替するためにはSBI証券口座に日本円が必要ですので、お金が入っていなければ必要分を入金しておきましょう。

日本円が準備できましたら、米ドルに両替していきます。

日本円 → 米ドル への両替方法

⑴ SBI証券のPCサイト上部の「取引」をクリック

⑵ 「為替取引」をクリック

⑶ 下図のようにスマホ用画面に切り替わりました。

 下の方にスクロールし、取扱通貨の一番上の「米ドル」の「買付」をクリック

⑷ 下図のような注文入力画面に切り替わります。

 自身が両替したい数量を入力していきましょう。

 の数量の指定方法は「外貨で指定」でも「円で指定」でも好きな方でOKです。

 買付数量 を入力→取引パスワード を入力→ 「ご注文へ」をクリック

⑸ 注文内容を確認して「注文発注」をクリックで注文完了

※下図の「概算用レート」は2024/6/13時点のレートなので、約定タイミングのレートによって変わります


以上が両替の手順です。

この方法で行えば、為替手数料無料の条件のひとつである「リアルタイム為替取引」になります。

リアルタイム為替取引
取引受付時間内において注文を発注したタイミングで約定(為替レートが確定)


定時為替取引
約定するタイミング(適用為替レート確定時間)は各証券会社で定められた時間となっており、SBI証券の場合は午前10時午後2時30分の1日2回。当日午前10時以降午後2時30分までのご注文は当日午後2時30分が約定日、当日午後2時30分以降翌国内営業日午前10時までのご注文は翌国内営業日午前10時が約定日となる。

リアルタイム為替取引では、営業時間の15時までの注文であれば注文後すぐに約定となり、受渡日は翌営業日となります。

15時以降の場合は、翌営業日に約定し、受渡日は翌々営業日となります。

※ただしこれは「日本円⇔米ドル・香港ドル・シンガポールドル」の場合で、その他の外国通貨への両替ではさらに日数がかかる場合があります

【SBI証券】米国株のおトクな購入方法 <step3>

ここまでの手順で米国株を外貨決済で購入するための米ドルが準備できました。

あとは自身が米国株を購入したいタイミングで、外貨決済で注文します。

米国株を外貨決済で購入する方法

⑴ SBI証券のPCサイト上部の「①外国株式」→「②銘柄検索」をクリック

⑵ 「米国」であることを確認し、購入したい銘柄名を入力し検索

⑶ 「現買」をクリック ※今回は『AAPL(アップル)』を購入するとします

⑷ 注文画面で「購入したい数量、指値か成行か、預り区分」などを入力します。

ここで決済方法が「外貨決済」になっていることを必ず確認して下さい。※米ドルで購入するためには「外貨決済」にしなければいけません

取引パスワードを入力し、「注文確認画面へ」をクリックします。

⑸ 注文内容を確認し、「注文発注」をクリックし注文完了です!

今回は買いの注文ですが、売りのときも外貨決済にすると為替手数料は取られずに「米ドル」で戻ってきます。

そしてstep2と同じ手順で今度は米ドルの「売却」の注文画面から、米ドルから日本円への両替をすればOKです。

まとめ

今回の記事では、米国株をおトクに買う方法について紹介しました。

SBI証券では現在、米ドル/円の『リアルタイム為替取引』にかかる為替手数料が0銭と無料になっており、よりおトクに取引することができます。

外貨決済は米ドルを準備する手間はかかりますが、一度手順を覚えてしまえば、簡単に為替手数料を節約することができます。

また円高のタイミングで米ドルを購入し、円安のタイミングで売却することができれば、為替差益による利益も狙うことができます。

⇩「為替差益」について詳しく書いている記事はこちら⇩

外貨決済についてマスターし、米株をおトクに購入しましょう!

⬇︎ 他にも新NISAや資産形成に関する様々な記事を書いてますので、読んで頂けると嬉しいです ⬇︎

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